白浜・椿・すさみエリアの日帰り温泉ガイド
ピックアップ日帰り温泉
白浜・椿・すさみエリアの温泉地ガイド
歴史
和歌山県南西部に位置する白浜町にある南紀白浜温泉は歴史が古く、熱海、別府と並ぶ日本屈指の温泉郷です。
白浜の由来である白良浜は文字通り白くさらさらな砂浜で、本州では日本一早い海開き(5月3日)が行われ、夏の海水浴シーズンは特に多くの観光客で賑わいます。
その白浜温泉の近くにある椿温泉は、江戸時代から近隣の町や村からたくさんの人々が訪れる湯治場として親しまれてきました。
その昔、傷ついた一羽の白鷺が舞い降り、やがて回復し再び空に飛び立った跡地に沸いた温泉が、椿温泉の起源といわれています。
また、「赤い靴」や「シャボン玉」で有名な詩人野口雨情が絶賛し、長く滞在したことで知られている「すさみ温泉」は、名物のイノブタ料理がブームを呼び人気スポットとなっています。
泉質
日本書紀に当時の歴代天皇が来訪したことが記載されている日本屈指の古湯である白浜温泉の泉質は、塩化物泉もしくは炭酸水素塩泉で、胃腸病や神経痛、リウマチなどに効能があります。
椿温泉の湯は、なめらかな単純硫黄温泉で、その効能は万病に及び湯上がりの後はいつまでもぽかぽかと身体が温かいと評判です。
また、同じく硫黄泉のすさみ温泉は「美人の湯」と呼ばれ、女性に高い人気を誇っています。
特徴
白浜温泉の特徴は、恵まれた湯量の温泉はもちろんのこと、海沿いには大自然が造った千畳敷や三段壁、円月島などの景勝地が点在し、アドベンチャーワールドに代表される大型レジャー施設、海水浴だけでなくマリンスポーツなどの拠点にもなっているというように、単なる温泉地という枠を超えた総合力にあります。
また、山と海との間のわずかな平地を切り開いて生活してきた椿の郷には、本来の豊かな自然がたくさん残されておりとても貴重です。
観光
太平洋に面している白浜町は新鮮な魚介類が豊富で、最近はクエ料理が名物として知られています。
近隣のすさみ町もカツオ、伊勢エビ、スルメイカは全国有数の漁獲高を誇り、旬の時期にはみずみずしい味わいを堪能できます。
また、自然が造り上げた橋杭岩、岩礁を境に二手に分かれた波が再び出合う夫婦波など、風光明媚な名所が満載です。
絶好のダイビングエリアとしても知られ、年間を通して多くのダイバーが足繁く訪れます。
その他、世界遺産に登録された熊野古道大辺路、琴の滝、雫の滝などの景勝地が点在し、各所で雄大な自然を満喫した後の温泉は最高です。
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