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熊野詣の湯垢離場として利用されてきた日本最古の湯と伝えられ、世界遺産に登録されています。
天然の自然石をくりぬいた風趣満点の湯船で、硫黄のいい香りとなめらかな泉質を持ち、1日に7回も色が変わる神秘的な湯の様は、温泉フリークに絶大な人気を誇っています。
入浴料金
大人780円、小人470円
営業時間
6時〜21時30分
定休日
なし
湯の峰温泉の魅力
熊野三山の北奥にある湯の峰温泉は、約1800年前に発見されたという日本最古の温泉で、今も昔ながらの温泉情緒を残す風情豊かな温泉街です。
その昔、人々が熊野詣をする際にここを湯垢離場(ゆごりば)として身を清め、長旅の疲れを癒したといわれています。
なかでも日に7回も湯の色が変化する天然温泉の岩風呂「つぼ湯」は、熊野古道と共に世界遺産に登録され、日本最古の共同浴場として全国的に有名です。
湯の谷川沿いにある「湯筒」では、常に90度の源泉が湧いており、温泉卵や茹で野菜を作りながら、横のほんの少し温かい川に足をつけ楽しむ観光客が絶えません。
湯量に恵まれない温泉地が増えている中、関西では貴重な「硫黄泉」の泉質を持つ湯の峰温泉は昔ながらの規模を維持し、限られた温泉を大切に利用しながら今もなお源泉掛け流しを行っており多くの人々に親しまれています。
近隣の川湯温泉、渡瀬温泉と共に国民保養温泉地に指定されている湯の峰温泉の周辺には、九十九王子の一つである湯峯王子を始め多くの見所がありますが、浄瑠璃や歌舞伎の世界で語り継がれている伝説「小栗判官照手姫物語」が特にその名を知られています。
世界遺産に指定された温泉「つぼ湯」
湯治場の風情漂う湯の峰温泉のほぼ中心地に位置する「つぼ湯」は、公衆浴場と共に一年を通して多くの観光客が訪れています。
特に、熊野古道と同じく世界遺産に指定されたつぼ湯は、谷川の河原に建つ山小屋風の建物が目印で、自然石をくりぬいた湯船が風趣満点です。
硫黄のいい香りとなめらかな泉質を持ち、1日に7回色が変わる湯の様は神秘的で、温泉フリークには絶大な人気を誇っています。
小栗判官と照手姫をめぐる恋愛伝説と、大人が2人で入るとちょうどいい大きさであることから、夫婦で入れば子宝に恵まれると言われており、多くのカップルが行列をなしています。
30分交替制ですが、休日などは順番待ちが長くなりますので、待ち時間には「湯筒」で卵や野菜を茹でておくのもいいでしょう。
周辺の店には熊野地方の郷土料理である「めはり寿司」も販売されていて、地域を心ゆくまで堪能することができます。
また、つぼ湯と併設されている湯の峰温泉公衆浴場は、一般湯、くすり湯、貸切湯、休憩場のほか、受付の前にある温泉くみとり場で温泉水を持ち帰ることもできます。
豊かな自然のエネルギーに包まれた湯の峰温泉と、世界遺産唯一の浴場であるつぼ湯を、ぜひお楽しみください。
詳細情報
- 名称
- 湯の峰温泉つぼ湯
- 所在地
-
〒647-1732
和歌山県田辺市本宮町湯峯110 →地図 - 交通アクセス
- JR・紀伊田辺駅から龍神バス本宮大社前行きで1時間40分、JR・新宮駅から熊野交通バス本宮大社前行きで1時間15分、湯の峰温泉下車すぐ
- 電話番号
- 0735-42-0074
- 駐車場
- 100台(無料)
- 参考URL
- http://www.hongu.jp/onsen/yunomine/tuboyu/
湯の峰温泉つぼ湯
〒647-1732
和歌山県田辺市本宮町湯峯110
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